2022年3月21日(月・祝)、品川区立図書館で体験会を実施しました。12月の上旬にお問い合わせをいただき、すぐに当館を訪れ打ち合わせをさせていただきました。その頃はコロナの状況も落ち着いていて3月開催に向けて順調かと思われましたが、年明けからオミクロン株の感染が拡大。中止にならないよう祈りながら準備を進めていきました。
今回は区報にも体験会の案内を掲載してくださり広く一般市民の皆様に「りんごプロジェクト」の活動を周知いただくことが出来ました。1月半ばには区報原稿のチェック、そして2月までに同時手話通訳者向けの原稿を準備し、講義内容をわかりやすく伝えるためにスライド資料の制作にも取り掛かりました。
品川区立図書館では現在「音訳ボランティア」「点訳ボランティア」「さわる絵本製作ボランティア」「児童サービスボランティア」の4種類のボランティア活動が行われています。なかでも「さわる絵本」の所蔵が多く、この活動を長年続けておられる「
むつき会」の活動は大変貴重です。また今回は図書館間貸し出し制度を利用して、練馬区立光が丘図書館の「
布の絵本」を会場に展示することができました。布の絵本は視覚でも触覚でも楽しめ、親子のコミュニケーションや手指の巧緻性も育めます。
通常私たちの体験会は講師によるレクチャーを聞いてから実際にアクセシブルな図書に触れていただきます。レクチャーではりんごプロジェクトの成り立ちや私たちの目指す社会についても触れ、アクセシブルな図書についての説明やどこで手に入るかなどの情報提供と質疑応答含め40分程度の内容です。-------------------------------------
(区報掲載内容)〇共生社会をめざす図書館講座
「誰でも読書!アクセシブルな図書の体験会 ~図書館からはじまるインクルーシブ社会~」
読むことに困難さがあっても、さまざまな形で読書を楽しめるアクセシブルな本について学び、体験できる講座です。
・日時/3月21日(月・祝日)
①講師によるレクチャーは、午後2時からと午後3時から(同内容で2回)
レクチャー会場は、品川図書館4階・視聴覚ホール(各回先着30名)
②体験コーナーは午後2時~4時 ・会場と定員
体験コーナーは、品川図書館4階・第1会議室(自由に出入り可)--------------------------------------
2021年度最後の体験会当日は久しぶりにメンバー全員が集まりました。のべ30名ほどの参加があり、質疑応答では
Q.コロナ禍で対面朗読はどのような工夫がされているのか
Q.視覚障害のある図書館司書は全国に何人いるのか? などの質問や
音訳ボランティアをしている。なるべく早く視覚障害のある人たちに届けたいアクセシブルな図書は障害のある人だけではなく全ての人にとって必要だと思う などの感想が述べられました。
今回は図書館関係者の参加も多く嬉しかった反面、子どもの頃に自分にあった読書(勉強方法)との出会いがとても大事なので、今後は教育関係者の参加がもっと増えてほしいと願わずにいられません。
共生社会を目指す図書館講座を開催してくださった品川図書館の皆様ありがとうございました。