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イベントや図書館などでの活動報告

県立長野図書「読書バリアフリーって何だろう?〜自分に合った読書スタイルを見つけよう〜」

2025年6月29日(日)、県立長野図書館3F『信州学び創造ラボ』にて、読書バリアフリーに関する講演を行いました。
今回の研修会のきっかけは、2月の長野県共生社会コンファレンスです。図書館司書の方が「りんごの棚」の設置と運営について迷っていた際に、りんごプロジェクトと出会い「読書バリアフリーってなんだろう?」と「デジとしょ信州・体験会」2部構成の交流型研修会を企画する運びとなりました。
講演では、りんごプロジェクト・日本図書館協会障害者サービス委員会の佐藤聖一より「読書バリアフリーってなんだろう?自分にあった読書スタイルをみつけよう」をテーマに、また同じくりんごプロジェクトの佐伯が「『りんごの棚』からはじまる学校・学校図書館の取り組み。ー横浜市の事例からー」をテーマにお話ししました。
参加者は、図書館関係者、教育関係者、視覚に障害のある方、そして地元・清泉大学のゼミ生や准教授など、さまざまな立場の約35名。
アンケートによると「読書バリアフリー」という言葉を聞いたことがあり、もっと理解を深めたいという方が多かったようです。実際、講演中も熱心にメモを取る姿が見られました。
講演後は、約30分バリアフリー図書体験会と交流会を行いました。清泉大学のゼミ生は今年度「読書バリアフリー」をテーマに学んでおり、体験会コーナーで寄せられた個別質問に対応してくれました。若い世代が真剣に学んでくれている姿を見て、読書バリアフリーの未来は明るいと感じ嬉しくなりました。
質問では、布絵本の入手方法や布絵本グループと図書館の連携、さわる絵本の作り方、さらには読書バリアフリー体験会セット(文字・活字文化推進機構)を図書館で借りて、さまざまなバリアフリー図書の理解を深めたいといった声もあり、すでに実践的な視野持ち、さらに前進したいというパワーを感じました。

会場となった県立長野図書館の3F『信州学び創造ラボ』は、自分の好きなテーブルやカウンターで勉強や読書、おしゃべりや飲食も可能という居心地の良いオープンスペースです。このような魅力的な空間の一角で講演する機会をいただき、長野県における読書バリアフリーの裾野を広げる一助になれたことを嬉しく思います。

横浜市での公共図書館と学校との連携は始まったばかりですが、学校に向けてバリアフリー図書の貸出セットを作成しています。セットには、点字付き絵本、L Lブック、大活字本など15冊が含まれています。今後、セット内容や数がさらに充実していくことが期待されます。
学校はバリアフリー図書専用の予算が特別にあるわけではないため、限られた冊数のバリアフリー図書から「りんごの棚」をスタートすることになります。そこに公共図書館の貸出セットが加われば、子どもたちはより多様なバリアフリー図書に触れることができます。

ぜひ、公共図書館におけるバリアフリー図書のさらなる充実をお願いします。
実際のスクロールの挙動は、プレビュー/公開ページでご確認ください
アンケートより:体験会の感想(抜粋)
・ 点字の本やリーディングトラッカーは図書館にありましたが、それぞれ棚に置いてあるだけでした。今日の体験会で、りんごの棚を作ることで、理解する、知るきっかけになることが分かるとても良い時間になりました。ありがとうございました。
・ 自分にあった読書スタイルを見つけるか、いかに早い段階で気付くか、とても大事だと気付か
されました。
・ 実際に障がいのある方と触れ合う機会になりました。私も、学校の授業で知りましたが、いらっしゃった方々もたくさん質問していってくださいました。「これはどう使うの?」などと言った意見を交換し合ういい機会になったと思いました。また、点字を読める方は数少ないことも驚きました。
・ 実際に視覚障害者や聴覚障害者の人たちの読書のあり方を改めて学び、様々な障害を乗り越え
ながら自分たちの方法で読書を楽しんでいるということを理解することができました。
・佐藤さん、佐伯さんの講演を拝聴して、すべての方に適切な読書環境を提供する必要性と、その難しさを感じました。
・ 読書バリアフリーについて多くの方に知ってもらうため、図書館でできることを今後も模索していきたいです。
・ 実際に当事者の方からのお話を聞くのが初めてだったので、図書館の在り方や図書館のバリアフリーについて改めて考えさせられました。
・ 図書館でこのような会が開かれることやりんごの棚に触れてもらえることがあまりないため、今日のような機会は貴重であるし今後もっと増えてほしい。
・ まず学校と連携して先生にアクセシブルな本があることを周知させることが重要だと感じた。

たくさんの感想をありがとうございます。
「アクセシブルな本についての情報を、広く知らせるにはどのような方法が良いか」という質問に対して、「学校で知らせる」「図書館で知らせる」といった回答が多くあげられます。
やはり子どもの時からバリアフリー図書が身近にある環境が望ましいと考えている方が多いという結果になりました。
実際のスライダーの動きは、プレビュー/公開ページでご確認ください

当日の体験会の様子

地域の図書館とコラボ「中区ブックフェスタ」

学校に来てくれた保護者や地域の人に、3年生の子どもたちが春からパワーアップした「りんごの棚」を紹介する場面もありました。日々、学校図書館に工夫と体験をもたらしている本牧南小さんとその地域の皆さまに、読書バリアフリーが広がり、誰にとってもより住みやすい街となることを願っています。

パシフィコ横浜での「図書館総合展」

 2023年10月24日と25日の2日間、図書館界全体の交流・情報交換会・見本市である「図書館総合展」が4年ぶりにパシフィコ横浜で開催されました。
 りんごプロジェクトは、L L ブックや読書支援機器など幅広く扱う埼玉福祉会さんとコラボしてブース出展をしました。

 このブースでは、りんごプロジェクトと繋がりのある公共図書館や学校図書館に実際に設置された「りんごの棚」の写真を埼玉福祉会さんが特大パネルにまとめてくださったものを展示しました。また、ブックトラックをつかって「りんごの棚」の実物を展示し、大々的に「りんごの棚」をプロモーションを行いました。
 図書館司書、学校司書、教育関係者、行政の方々や偶然立ち寄った人など多くの人々に、パネルや読書支援機器を見学していただいたり、ブックトラックにあるアクセシブルな図書を手に取っていただいたりしました。
 「どんなふうにりんごの棚を始めれば良いですか?」という質問や、パネルを見て「絶対、りんごの棚を作りたいです。」と意気込む司書の方もいらっしゃいました。

 2日間でブース入場者数は約700人に達しました。図書館界で“読書バリアフリー”が一気に加速する機運を強く感じることができました。

横浜市の読書バリアフリー情報サイトに動画掲載

 横浜市読書バリアフリー情報サイト「読書バリアフリー啓発動画」に本プロジェクトメンバーが出演し、バリアフリー図書について説明しております。各動画10分以内の短い動画となっております。
ぜひご覧になってみてください。
下のリンクをクリックすると、「読書バリアフリー啓発動画」や「読書バリアフリー啓発リーフレット」が開きます。

ぜひご覧いただき活用してみてください。
また、 横浜市教育委員会から2023年9月19日に発表された「「みる 、さわる 、きく」いろんなカタチの読書方法 があります~読書バリアフリーの理解促進に取り組みます~」の記者発表資料に、読書バリアフリー啓発動画の協力団体として記載していただきました。

横浜市教育委員会主催の読書活動推進ネットワークフォーラム
「よこはま読書パーク」

 2023年3月18日(土)(10時〜17時)横浜市庁舎にて横浜市教育委員会主催の読書活動推進ネットワークフォーラム「よこはま読書パーク」にブース出展をしました。3年ぶりの新市庁舎での開催とあって、当日は雨天にもかかわらずたくさんの人出となりました。アトリウムには大手の出版社、小学館・講談社・福音館書店・Gakken…など13社がそれぞれ絵本や図鑑を販売し、りんごプロジェクトも同じようにブースを並べました。本の販売は無いのにも拘らず、ブース前で足を止めてくれた人がアクセシブルな本を手に取ってくれました。今まで全く知らなかったという人が多くいる中で、これを目当てに来た学校司書、教員、学校・地域コーディネーター、音訳に携わっている方などがおり今までにない感じも受けました。
「SDGsや多様性が言われている世の中で、これはみんなが知っておくべきことですね」「学校の先生に知らせたい。学校図書に入れたいです。」「学校の図書館をもっとアクセシブルにしたいのでアドバイスをください。」マルチメディアデイジーのタブレットを体験した小学生男児は、「カッケェ〜、マジすごい!」と素直に反応してくれました!
お足元の悪い中、ブースに立ち寄っていただいた方々ありがとうございました。
また、横浜市中央図書館とも連携して、移動図書館の「はまかぜ号」がアクセシブルな本を積んできて貸し出しをしてくれました。体験会を見てすぐに「はまかぜ号」で本が借りられる流れを作ったのがよかったのかもしれません。多数貸し出しがあったようです。またユニバーサル絵本などを出版社さんがブースに貸し出しもしてくれました。さらに、福音館書店さんからてんじつきさわるえほん『ぐりとぐら』と『ぞうくんのさんぽ』、小学館さんから『かぞえるえほん』と『おかしのどうぶつえん』『ともだち』をお貸しいただきました。本当にありがとうございました。これらの本は、本を読むことを通して子どもたちの多様性の理解を深めていくきっかけにもなっていくと思います。ぜひ、書店でご覧の際はお手に取ってみてください。  午後は、講師の佐藤による「よむ、みる、さわる、きく。いろんなカタチの読書方法」のセミナーが2回行われました。質疑応答・感想コーナーでは、「どうやって学校関係にはアプローチしたら良いのか」「音声デイジーとマルチメディアデイジーの違いは何か?」「今日は新潟から来た。本当に来た甲斐があった。」など積極的な意見交換がされました。最後に、横浜市教育委員会による「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律(読書バリアフリー法)に基づく取り組みの方向性について」という提言書の報告がありました。今後も横浜市教育委員会と連携してアクセシブルな図書の普及をしていきたいと思います。
今回のフォーラムを通して、多くの方に「りんごプロジェクト」を知ってもらうきっかけにもなりました。また、急速にアクセシブルな図書への関心が高まっているのを感じました。
 横浜市教育員会の皆様ご参加させていただきありがとうございました。  りんごプロジェクトは2023年で3年目の春を迎えます。「いろんなカタチの図書で誰もが楽しめる読書を日常へ。」をさらに前進させたいです。

多賀城市立図書館での体験会

2022年12月11日(日)宮城県の多賀城市立図書館で体験会を行いました。 図書館主催の体験会は今回で4回目です。2019年に読書バリアフリー法が施行されて以降、公共図書館では読書へのアクセシビリティを課題に掲げているところが増えてきました。障害者サービスの充実や障害者や本の読みづらい人に配慮された蔵書が増えてきています。しかしながら、それを必要な人に届けることがなかなかできていないのが現状です。 今回は多賀城市立図書館の担当者からお声がけいただき、りんごの棚の設置と体験会の開催に協力させていただきました。 仙台駅から仙石線で20分ほどのところにある多賀城駅。その駅前におしゃれな公共図書館「多賀城市立図書館」があります。こちらの図書館は指定管理者のカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社によって運営されています。建物に入ると、北側は一部吹き抜けとなっていて、蔦屋書店とスターバックス、3階にはレストランが入っています。棟の南側は3階建の図書館部分で、きめ細かいサービスと居心地の良さがバツグンでした。人口6万人の多賀城市で、来館数が年間140万人と聞いて驚きました
日曜日の午後、若者や高齢者、赤ちゃん連れの家族など多くの人で賑わっていました。
今回も最初にレクチャーをして、その後に会場に設置された体験コーナーで図書に触ることができました。1階中央にある"住まいの部屋"というオープンスペースで、マイクを使って話していると、事前予約の人だけでなく、図書館に来た人も、「何をやっているのかな?」とふらっと立ち見する人も多くいました。普段は静寂を保つために別室で行うのですが、このようにオープンなスペースで市民に発信するのも良い取り組みだと感じました。 館内は間接照明やBGMもあり、ソファや観葉植物など、まるでホテルのラウンジのようです。なるほど多くの人がわざわざ来たくなる図書館だなと納得。多賀城市立図書館は次々と魅力的なイベントを企画している素敵な公立図書館でした。

デモクラシーフェスティバル2022

2022年11月25日(金)〜27日(日)に開催されたオンラインイベント『デモクラシーフェスティバル2022』は、幸福の国、福祉の国などと呼ばれている北欧諸国で、毎年夏に開催されているコミュニケーションのお祭りです。日本ではコロナ禍の2020年にオンラインで初上陸し、今回のイベントで3回目となりました。「社会をつくる大切な一人として、あなたが好きなこと、気になっていることを他の誰かと共有しましょう。その会話一つ一つが、社会を作ります」(「デモクラシーフェスティバルジャパン」ホームページより)となっていて、まさに人の話しを聞き、自分の考えを話し、対話を思いっきり楽しむという新しい分野のフェスです。 りんごプロジェクトは、スウェーデンの公共図書館の「りんごの棚」に由来するものでもあり北欧と無関係ではありません。北欧好きや対話に興味のあるひと、社会課題に関心がある人が多く集まるこのオンラインイベントに初参加させてもらいました。発表内容は「アクセシブルな図書の説明」と「主な活動内容」です。第一日目の最初の枠とあって、参加者は少数でしたが、初めてきくアクセシブルな図書に深く興味を持ってくれて、「こんな本があるんですね。今度自分の近所の図書館に行った時にしれっと『りんごの棚はありますか?』と聞いてみます。」と言ってくれました。他に、「どうしてこのプロジェクトを始めることになったのか」「公共図書館は普段どのくらい使っているのか」などの対話があり、最後は、図書館は好きだという意見が多い中で、もっと市民の憩いの場になるような図書館があってもいいのにね、という話しになりました。45分ほどのオンラインという空間でしたが、発表と初めて会ったもの同士の対話がコンパクトにまとめられた時間を過ごすことができました。お声掛けしてくださったデモクラシーフェスティバルジャパン2022開催委員会さまありがとうございました。

超福祉の学校2022@SHIBUYA~成果報告会~

2022年11月4日(金)から6日(日)まで渋谷ヒカリエ8F「8/」courtで開催された「超福祉の学校2022@SHIBUYA 」(主催:NPO法人ピープルデザイン研究所)に参加しました。「超福祉の学校@SHIBUYA」とは、障害の有無にかかわらず、共に学び生きる共生社会の実現を目指して、ピープルデザイン研究所主催、文部科学省、渋谷区共催で開催されているイベントです。(HPはこちら
 従来の障害福祉や教育の枠に収まらない多様な方々がシンポジウムに登壇。全国各地の具体的なアクション、生涯学習や教育に関する最新事例を、渋谷から全国に発信しています。今年は初めての試みとして、会場に「超福祉の図書館」が設置され、"読書"や"学び"を通じたダイバーシティ&インクルージョンな公共空間のあり方も発信されました。
11月5日(土)は、超福祉の学校プロジェクトから生まれた「トリセツプロジェクト」と並んで「りんごプロジェクト」の最終成果報告会が行われました。「アクセシブルな図書とは?」「活動内容/体験会・展示会」「これからのりんごプロジェクト」の3部構成で、最後に株式会社MUZIKAさんプロデュースのキャッチコピー『よむ、みる、さわる、きく。いろんなカタチの図書を、誰もが楽しめる日常へ。』 とオリジナルのロゴを発表させていただきました。
当日の様子はYoutube (「りんごプロジェクト」33分過ぎより)をご覧ください。

11月6日(日)はシンポジウム『読書支援の最先端~よむことが困難な人のために~』の司会進行を担当させていただきました。この分野の最先端で実践研究をされている東京大学先端科学技術研究センター教授の近藤武夫先生と専修大学文学部教授の野口武悟先生、埼玉県立久喜図書館でバリアフリー読書推進担当の佐藤聖一さんにご登壇いただき、まだまだ広く知られていない技術やサービスについてお話していただきました。(アーカイブ動画はこちら

先生方の話を伺いながら、 “本が読めない、読みづらい”という理由で子どもたちの学びの機会が失われてしまうのはとてももったいないことですし、今はそれを補う技術やサービスがあるのでもっと知ってほしいと改めて感じました。障害のある子どもも本を通じて生涯の学びにつながるよう、りんごプロジェクトの活動を広げていきたいと思います。
会場で開催された「超福祉の図書館」は大好評でした。多様性を象徴する本が130冊用意され、本棚ではなくカーペットの上に広げられていて、リラックスできるビーズソファに座って自由に本が読めます。また幕で囲われた一人用のスペースは外部からの視点は遮りつつ、完全な個室ではない空間でとても居心地よく設計されていました。図書館というと、静寂と整理整頓がイメージされますが、時にはこのようなリラックスできる公共空間もいいなと思いました。会場はオープンなスペースなので、誰でもふらっと立ち寄れる気楽さもあり3日間で1300人あまりが会場を訪れました。

最後に嬉しいお知らせです。
昨年、私たちの活動がきっかけで渋谷区立中央図書館に初めて『りんごの棚』が設置されました。そして現在、区内全館にりんごの棚が設置されています。(HPはこちら

ダイバーシティパーク in 新宿区立中央公園

 2022年10月2日、ダイバーシティパークin新宿区立中央公園のイベントに出展しました。ダイバーシティパークは、年齢、性別、国籍、障害の有無、価値観などの多様性を受け入れて尊重し合うという基本概念をもとに、さまざまな立場や考え方を持つ人がさまざまなメッセージを発信していくイベントです。
 3年ぶりの開催でお天気にも恵まれ、約80名の方に、りんごプロジェクトのブースに立ち寄っていただけました。自然に囲まれた開放感な空間の中、来場者もファミリーから外国籍の方、学生さん、職業も様々な方で、出展者も来場者も自由に自分を表現し多様性を肌で感じることができました。
来場者の方から「布絵本...知っているけど触ったことがなかった。」「近くの図書館にないです。」「大活字本...知らなかったです!」「大きな文字でとても読みやすい!マルチメディアデイジー...スピードが変えられて聞きやすい!」「読んでいるとこの色が変わって見やすい!」「LLブックは内容が簡単でわかりやすい。」「友達に教えてあげたい。」などの感想をいただきました。沢山の方に色々な図書に触れていただき大好評でした。

今回は、はじめてメンバー以外にインターナショナルスクールの学生ボランティアさんも一緒に、本の紹介をしてもらいました。新しい雰囲気でより多くの方に立ち寄っていただけたように感じました。
ダイバーシティパークスタッフの皆様、ボランティアの学生さん、お立ち寄りいただいた方々、楽しい時間をありがとうございました。

豊島区立図書館「にぎやかな公共図書館フェスティバル」

2022年7月27日、28日の2日間、池袋あうるすぽっとで開催された豊島区制90周年「にぎやかな公共図書館フェスティバル」にブース出展させていただきました。

このイベントは「みんなおいでよ!豊島区立図書館」をキャッチフレーズに、多くの人に身近な場所で、多くの人に利用される「にぎやかな公共図書館」をみなさんと一緒につくりあげていくことを目的としています。図書館の「学ぶ」「楽しむ」「分かち合う」のワクワクな循環をひとつに集めたフェスティバルでした。

 今年の1月に巣鴨図書館に「りんごの棚」が開設され、りんごプロジェクトがインタビューさせていただいたご縁で今回のイベント出展につながりました。 
インタビュー記事はこちら

夏休みとはいえ平日の開催で、どれくらいの来場者だろうと心配していましたが、りんごプロジェクトのレクチャーはほぼ満席。他のワークショップや劇場でのおはなし会も大盛況。すべて手話通訳付きでとても充実した内容でした。

私も息子と一緒に、執事喫茶SwallowTailのおはなし会に参加させていただき、優雅な時間を楽しみました。

公共図書館は誰もが無料で利用できる市民の財産です。

単に本を貸し出すところではなく、さまざまなイベントを行い、情報を届けるサービス機関として日々工夫や努力をされています。コロナ禍で図書館の利用が制限されたとき、居場所をひとつ失ったような寂しさがありました。読書人口が減っているというニュースも聞きますが、デジタル技術が進化しても本を読む喜びはいつまでも残るのではないでしょうか。

今回ブース出展させていただき、さまざまな企業団体とのコラボ企画の面白さを体験し、公共図書館がまだまだ発展していく可能性を感じました。
 

放課後等デイサービス「エニィタイム」で体験会

2022年6月30日、横浜市内にある放課後等デイサービス「エニィタイム」で体験会を開催しました。エニィタイムでは今年3月以来2度目の訪問です。前回とは曜日が違うので初めて参加するお子さんも多く、いつもとは違う放課後の時間を過ごしてくれたのではと思います。

 佐藤講師がオンラインで「こんにちは」と生徒さんたちに呼びかけると、元気よく「こんにちは」とあいさつをしてくれました。まずは20分程度のレクチャーです。真剣に耳を傾ける子もいれば20分間集中することが苦手な子もいます。私たちは一人ひとり違って当たり前だと思っているので、そのお子さんなりに参加してくれたら嬉しいです。

 おやつタイムをはさんで、いよいよ実際にテーブルに並べられたいろいろな図書を手にとってみます。実は、この日は「MINI BIG LOVE ACTION」という企画の撮影会も兼ねていたので、りんごプロジェクトのメンバー以外にも数名の撮影クルーがおじゃましました。子ども達はいつもと違う雰囲気に最初は戸惑っているように見えましたが、本を通じてコミュニケーションをしていくうちに次第に笑顔になっていきました。

 さわる本でデコボコした感触を楽しんだり、パソコンやタブレットで直感的に操作して読書を楽しんだり、文字が読めるお子さんは簡単に書かれたLLブックを手に取ってみたり、思い思いにアクセシブルな図書を楽しんでくれました。

 特別なニーズのあるお子さんもいろいろな体験を重ねていくことで学びの蓄積をしていきます。自分に合う余暇や楽しみをもうすでに見つけている子もいますし、これから見つけていく子もいるでしょう。知らないことを知っていくことは障害の有無に関わらず人が成長していくために欠かせないことだと思います。

私たちは活動を通じて、そんな瞬間を届けていきたいと思います。

 短い時間でしたがとても楽しい時間でした。
エニィタイムの職員の皆様にもご協力いただきありがとうございました。

「品川区立図書館での体験会」

2022年3月21日(月・祝)、品川区立図書館で体験会を実施しました。12月の上旬にお問い合わせをいただき、すぐに当館を訪れ打ち合わせをさせていただきました。その頃はコロナの状況も落ち着いていて3月開催に向けて順調かと思われましたが、年明けからオミクロン株の感染が拡大。中止にならないよう祈りながら準備を進めていきました。 

今回は区報にも体験会の案内を掲載してくださり広く一般市民の皆様に「りんごプロジェクト」の活動を周知いただくことが出来ました。1月半ばには区報原稿のチェック、そして2月までに同時手話通訳者向けの原稿を準備し、講義内容をわかりやすく伝えるためにスライド資料の制作にも取り掛かりました。 

品川区立図書館では現在「音訳ボランティア」「点訳ボランティア」「さわる絵本製作ボランティア」「児童サービスボランティア」の4種類のボランティア活動が行われています。なかでも「さわる絵本」の所蔵が多く、この活動を長年続けておられる「むつき会」の活動は大変貴重です。また今回は図書館間貸し出し制度を利用して、練馬区立光が丘図書館の「布の絵本」を会場に展示することができました。布の絵本は視覚でも触覚でも楽しめ、親子のコミュニケーションや手指の巧緻性も育めます。

通常私たちの体験会は講師によるレクチャーを聞いてから実際にアクセシブルな図書に触れていただきます。レクチャーではりんごプロジェクトの成り立ちや私たちの目指す社会についても触れ、アクセシブルな図書についての説明やどこで手に入るかなどの情報提供と質疑応答含め40分程度の内容です。-------------------------------------
(区報掲載内容)〇共生社会をめざす図書館講座  
「誰でも読書!アクセシブルな図書の体験会 ~図書館からはじまるインクルーシブ社会~」  
読むことに困難さがあっても、さまざまな形で読書を楽しめるアクセシブルな本について学び、体験できる講座です。
・日時/3月21日(月・祝日)  
①講師によるレクチャーは、午後2時からと午後3時から(同内容で2回)  
レクチャー会場は、品川図書館4階・視聴覚ホール(各回先着30名)  
②体験コーナーは午後2時~4時 ・会場と定員  
体験コーナーは、品川図書館4階・第1会議室(自由に出入り可)--------------------------------------

2021年度最後の体験会当日は久しぶりにメンバー全員が集まりました。のべ30名ほどの参加があり、質疑応答では
Q.コロナ禍で対面朗読はどのような工夫がされているのか
Q.視覚障害のある図書館司書は全国に何人いるのか?    などの質問や
音訳ボランティアをしている。なるべく早く視覚障害のある人たちに届けたいアクセシブルな図書は障害のある人だけではなく全ての人にとって必要だと思う などの感想が述べられました。 

今回は図書館関係者の参加も多く嬉しかった反面、子どもの頃に自分にあった読書(勉強方法)との出会いがとても大事なので、今後は教育関係者の参加がもっと増えてほしいと願わずにいられません。

共生社会を目指す図書館講座を開催してくださった品川図書館の皆様ありがとうございました。

「ノーマライゼーションという言葉のい・ら・な・いまちづくりの輪(和・話)」

 2022年3月13日(日)、岩手県陸前高田市が主宰するSDGsイベント「ノーマライゼーションという言葉がい・ら・な・いまちづくりの輪(和・話)」に参加してきました。会場はアバッセたかたという市内中心部にあるショッピングモールのパブリックスペースです。 
 音声D A I S Y、マルチメディアD A I S Y、大活字本、L Lブック、ユニバーサル絵本、布の絵本、それからS D G s書籍などを展示し自由に体験してもらいました。

 佐藤聖一氏による「手でめくらない、文字を読まない本」についての30分のレクチャーも2回行いました。買い物客や隣接する市立図書館に来館した人、チラシを見て興味を持って来てくれた人が本を手に取ってくれました。「今日参加して本当に良かった!見えなくても読書を楽しめることができるんですね。」「マルチメディアデイジーや LLブックを初めて知った。自分に合う読書方法を探していきたいです。」
 そのほかにも、弱視のお子さんを園で見ている保育園の先生が、今後どのようにしていったらよいのかの相談に乗る場面もありました。また、用意していたクイズに一生懸命答えてくれた子どもや家族連れもいました。クイズに答えてくれた人には、本の読みたい行に合わせて置くと集中して読むことができる道具、”リーディングトラッカー“を今回はプレゼントさせて頂きました。 

 イベントの一環で、SDGsに関する本を紹介する「ブックトーク」も行いました。SDGs推進プラットフォームの方をはじめ5名の方にご登壇頂き、それぞれの視点からSDGsの本についてご紹介を頂きました。『頼るスキルの磨き方』(KADOKAWA)は、多様性を認め、個を尊重し、持続可能な地域社会を目指す道標となるような本だそうです。防災にまつわる本もご紹介頂きました。その他にも、『お笑い芸人と学ぶ13歳からのSDGs』(くもん出版)、『はじめて学ぶLGBT』(ナツメ社)『デブになってしまった男の話』(アドレナライズ)『ぼくがラーメンをたべているとき』(教育画劇)など12冊、幅広く老若男女に親しめる本を紹介して頂きました。

 三陸海岸にある陸前高田市は、先の大震災で多くのものを失ったのは周知の通りです。最後に立ち寄ってくださったお子さん連れのお母さまは、「本が好きで、たくさん持っていたんですが全部流されました。被災して視力も失いました。」と、子どもの指を布の絵本や点字付きさわる絵本に指をなぞならえさせながら話してくれました。「でもこんな本があるんですね!今日ここに来て良かったです!」と目をキラキラさせて言ってくださいました。そのお子さんが、再びユニバーサル絵本やDAISYを通して本の世界を楽しんでくれることを願わずにはいられません。 

 6時間あまりの体験会イベントでしたが、私たちにとっても中身の濃い時間となりました。お世話になった陸前高田市の皆さまありがとうございます。SDGs未来都市に選定された陸前高田市が、りんごプロジェクトと同じミッションでもある「誰一人取り残さない」街になるように心より応援しています!

放課後等デイサービス エニィタイム「インクルーシブ図書の体験会」

 2022年3月4日(金) 15:30~17:00、横浜市内にある放課後等デイサービス“エニィタイム”さんで「インクルーシブ図書の体験会」を行いました。
 小学生から高校生の男女児が、放課後の時間を様々なプログラムで過ごす活動の場での体験会は、初めての試みでした。横浜市教育委員会事務局 障害学習文化財の方も見学にいらしてくださいました。 テーブルの上に置かれた図書の数々、知らない人たちが来てる“なに?なに?”と遠巻きに見ている雰囲気の中始まり、リモートでメイン講師:佐藤聖一氏の話に耳をしっかりと傾け、おやつを挟んで“自由に触っていいよー”恐る恐る・・・“めくって”“さわって”“見て”と徐々に図書との距離が近づいてくる。マルチメディアデイジーなどは、ちょっと教えただけでスイスイ自操作できてしまう。さすが!!現代っ子(⌒∇⌒)
職員さんからも
・リーディングトラッカーの色違いが視覚的に難しい子に対して有効だと思った。
・LLブックがわかりやすい。・布の絵本が、印象的でファスナーを開ける練習にもなりそう。
・デイジーがタブレットに入れられたら好きな時に読めそう。
・迷路の本が難しすぎて興味が持てていないように見えた。
・思ったよりもスペースを取らずに出来たので、スペースが取りづらい放デイでも体験会は可能と思った
・これらの図書はどこで入手できるかなど。    数々のご意見やご質問も頂きました。
 
 何より、こどもたちが“アクセシブルな図書”を体験し、体感してくれている姿を見て「知らない・・」を「知ってる・・・」に、「やらない・無理かも・・」を「やったら出来た、楽しい!!」に変わるきっかけになるお手伝いが出来たこと嬉しく思っています。

 今回の“アクセシブルな図書”との出会いときっかけの種が、誰かの楽しみにつながって広がっていくことを願って、今後も活動を続けていきたいと思います。

  エニィタイムの皆さん、楽しい時間を共有させて頂き、本当にありがとうございました。

五反田TOC Exhibition Hall 『自費研フェスティバル2021』

 2021年10月16・17日、五反田TOC Exhibition Hall にて開催された『自費研フェスティバル2021』のマルシェコーナーに出展させていただきました。
 自費研とは、美容医療、再生医療、サプリメント療法など自費医療に関する展示ブースが200社以上出展する大規模なイベントです。医療関係者、カウンセラー、美容関係者の方などにブースに立ち寄っていただきました。LLブックや音声デイジーを中心にアクセシブルな本に興味を持っていただきました。また、障害に関する相談も受けました。 ひとりでも多くの方に、りんごプロジェクトの活動やアクセシブルな本を知っていただける良い機会となりました!

 お立ちよりいただいたみなさん、主催の一般社団法人 日本顎顔面美容医療協会の担当者のみなさん、本当にありがとうございました。

 横浜市山内図書館『やまうちとしょかん夏のおはなし祭り2021』

 2021 年8月 7 日(土)(11 時-14 時) 横浜市山内図書館(田園都市線あざみ野)の5日間に渡る『やまうちとしょかん夏のおはなし祭り2021』のイベントの一つとして「インクルーシブ図書の体験会」を行いました。神奈川県は緊急事態宣言下のため感染予防対策を徹底的しながらの開催となりました。

 オープンスペースでは、デイジー図書や LL ブックなどのアクセシブルな本の展示を行いました。お子様連れや学校関係者、図書関係者の方々に立ち寄っていただき、マルチメディアデイジーの体験や、ユニバーサル絵本を見たり、布の絵本に触ったりしていただきました。そして「おはなしのへや」では、メイン講師の佐藤聖一氏と限られた人数の参加者の方をZOOMで繋ぎ、アクセシブルな本についての説明を行いました。

 今年で横浜市立図書館は 100 周年を迎え、横浜中央図書館、山内図書館、南図書館に「りんごの棚」が設置されています。今後は、まだまだ行き届いていない周知活動にも力を注いでいきたいとのことです。りんごプロジェクトの活動で一人でも多くの人に“アクセシブルな本の存在”と“誰もが読書をする楽しみ”に気がついてくれればと思います。 

ご参加いただいたみなさん、横浜市山内図書館の職員のみなさん、本当にありがとうございました。

初のブース出展!『バディウォーク東京2021for all』

2021年4月24日(土)東京渋谷の代々木公園ケヤキ並木で開催された『バディウォーク東京2021for all』にブース出展させていただきました。 このイベントはダウン症の啓発活動の一環として毎年都内で開催されているチャリティイベントです。
 昨年から新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、リアルイベントの開催が制限される中、こちらのイベントもギリギリまで予断を許さない状況にありました。東京は三度目の緊急事態宣言を25日からと決定したため、感染予防を徹底しながらの開催となりました。 

テーマは「今こそ共に歩こう、誰一人取り残さない世界へ」 
 ダウン症だけではなく、すべての人に向けたイベント。 その思いは私たち『りんごプロジェクト』も同じです。
 絶好のお天気に恵まれた朝10時少し前、メンバーが会場のテントに集合、入場制限をしているため比較的のんびりとした会場で、持参した図書をテーブルに並べ始めました。 本が並んでいると、それだけちょっと寄ってみたくなるようで、予想以上にたくさんの人が気軽に立ち寄ってくださいました。
 “アクセシブルな図書”との出会いは初めての方がほとんどで、どんな本なのか、どんな種類があるのか、どこで手に入るのか、など一人ひとりに説明しているとあっと間に時間がたってしまいます。
 
イベントで人気があったのは“LLブック” 
 これならうちの子どもでも読めそう、写真が多くて文章も簡単で分かりやすい、ピクトグラムが入っている本は初めて、子ども向けではなく大人向けもあるんですね、などなど好評です。
 マルチメディアデイジーや大活字本、布の絵本、ユニバーサル絵本など、普段手に取ることのない図書を実際に手に取って知ってもらう経験は貴重だと改めて感じました。    
 今後はレイアウトや説明資料など工夫を重ねて、よりよいブース出展ができるようにしていきたいと思います。
 お立ち寄りいただいたみなさん、ブースのお手伝をしていただいた方々、主催者のNPO法人サプライフさん、本当にありがとうございました。

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